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県議会報告

平成29年2月定例会 予算特別委員会(復興局)(平成29年3月8日(水))

2017.03.18

1 防災集団移転促進事業買取用地の集約化について

(1) 防災集団移転促進事業に係る移転元地の買取状況について

防災集団移転促進事業の市町村の買取状況と利活用に向けた計画策定の状況は如何に。

 防集に係る移転元地の買取状況についてでございますが、本年2月末現在でございますが、移転元地の買い取り対象面積の約366haに対しまして、買収済の面積は約296ha、全体の8割が買い取り済となってございます。
 移転元地の利活用の計画策定状況でございます。県が市町村に聞き取り調査したところによりますと、今年1月末現在で、移転元地は大小合わせて74地区ございます。そのうち約53パーセントにあたります39地区で土地利用計画が作成されております。
 国道沿いや漁港の背後などは移転元地の活用計画が進んでございますが、半島部の土地のニーズの少ないところでは、計画策定があまり進んでいないという状況でございます。県としましては、引き続き市町村から丁寧な聞き取りにより課題を把握しまして、国に対して復興交付金の柔軟な運用などを要望していくなど、市町村を支援して参りたいと思っております。

(2) 移転元地の集約化に係る対応状況と今後の見通しについて

 買取用地の集約化が課題だが、市町村からも国に事業要望が出されているが、対応状況と今後の見通しは如何に。

 買取しました用地の集約化についてでございますが、県ではこれまでも事業を実施している市町村と意見交換を行いながら、そこで把握しました課題について、国に対し制度要望等を行ってきたところでございまして、
 平成28年度からは、移転元地を利活用するために土地の交換を行った場合の課税の特例として、国税である登録免許税、それから県税である不動産取得税の免税措置を講じてございます。
 これらの免税措置につきましては、これまで2件の活用事例がございます。さらに今後、活用が予定されている案件が6件ございまして、各市町村におきましては活用の実績が出始めているところでございます。
 今後とも市町村の移転元地の活用計画策定と、それに伴う土地集約を図る取り組みを支援するため、柔軟な制度運用などを引き続き国に求めていきたいと思っております。

2 仮設住宅の撤去について

(1) 学校グラウンド仮設の撤去の見通しについて

 学校敷地内に5市町19校で仮設住宅があるが、すべての撤去の見通しは如何に。30年度までに撤去が完了するのか。

 学校グラウンドに建設されている応急仮設住宅の撤去見込についてでありますが、学校グラウンドに建設された応急仮設住宅は35団地で、うち5団地は閉校・廃校しており、平成29年2月末までに11団地が解体撤去されたことから19団地が残っているが、今年度末までに更に4団地で解体予定していることから、年度末で15団地となります。
 今後の見込についてでありますが、現在、市町村では、平成30年度末までに学校グラウンドの応急仮設住宅を撤去できるよう、応急仮設住宅の集約化計画の見直しを行っているところでございます。

(2)  仮設住宅の企業や個人への売却状況と今後の見通しについて

 仮設住宅の企業や個人への売却状況と今後の見通しは如何に。

 応急仮設住宅の売払い処分についてでありますが、県では、これまで、市町村に対し、供与を終了した応急仮設住宅を無償で譲渡するとしてきたところですが、希望がなかったため、プレハブ・ユニット構造で、解体から土地の返還までおおむね6か月以上の猶予がある場合には、一般の方に対しても入札により売却することとしたところであります。
 売却実績でありますが、今年2月に釜石市の応急仮設住宅の公売を行ったところ、集会所、応急仮設住宅それぞれ1棟ずつ落札したところであります。
 今後については、現在のところ売払いを予定している応急仮設住宅はないが、条件に合致した応急仮設住宅については、順次売払い処分を行う予定としております。